毎月めぐみ保育園より、子どもたちの様子や園長の感じた内容をお届けします。

年度が替わりました。保育園にとってはお正月のようなものです。お正月にはその年の目標を立てることがありますが、昨年の目標を見てみると「自然を楽しみながら、子ども達の成長・発達を見ていきたい。」とありました。子ども達の成長・発達は見てきたつもりですが、余裕を持ってみることが出来たかには疑問が残ります。
さて、今年度最初の「園便り」ですので、めぐみ保育園の基本方針を確認し、気持ちを引き締めたいと思います。ご案内の通り、園には4つの基本(運営)方針があります。@乳幼児の最善の利益を守ることA子どもにとっての安全、親にとっての安心を保障することB人間関係の中で、子どもの心身の成長と発達を促すことC子育ての問題はご両親の問題だけではなく、地域の問題でもあること、の4点です。それら、一つ一つは園だよりVOL.27〜VOL.30の間で詳細に書いていますので、もう一度お読み頂ければと思いますので、ここでは総括的なお話をしたいと思います。
最近の新聞記事を読むに付け、思わず絶句してしまう記事が所狭しと載っています。曰く、「殺せれば、誰でもよかった。」。プラットホームでの突き落とし事件、荒川沖駅での無差別殺人等、街中を歩いているだけでも一人ひとりの生命が危険に晒されている時代の到来といえるのではないでしょうか。では、何故そんな時代が来てしまったのでしょうか。
色々な原因が考えられますが、大きな原因の一つに、「疎遠な人間関係」があげられると思います。大切であるはずの「人間の命」が余りにも軽く扱われてしまう、それは乳幼児期から「人と人の関係、育ち合い」をしっかりと学習することなく育ってしまったことが大きいのではないでしょうか。そこには、ご両親による溺愛、または正反対の虐待による人間関係の疎外があると思います。
めぐみ保育園では、今の時代がその様な時代だからこそ「子どもと子どもの関係」を基礎におき、保育士が子育ての「助け手」として機能することを主眼とし子ども達の成長を促していくことを大切にしていきたいと思っています。

