毎月めぐみ保育園より、子どもたちの様子や園長の感じた内容をお届けします。

12月2日、フリーマーケット及び保育園内でのイベントがありました。保育園内のイベントの一つに私も参加しましたが、その一節に「一生懸命やっているけど・・これって間違っているの?そんな不安や疑問をすっきり解消!」と。「うー!」「すっきり解消?」、「私の前に座れば悩みがピタリと解消?」、え!そんなこと出来ないよと暫く考え込みました。
しかし、この様に書くと逆に、保護者の方からこのような声が聞こえてきそうです。「それじゃ、相談する意味が無いじゃない。」と。
私、いや私達保育士には占い師やカリスマ何とかの様に右から左に物事を解決できるわけではありません。相談に来た人と一緒に相談内容を考えること。そして、私たちが経験した事例をパターン化し、このケースはここに当てはまるのではと考えアドバイスすることなのです。しかし、そのアドバイスだけで解決すればよいのですが、想はいかない事もあります。その時の作業に試行錯誤があります。ある意味ではパターンの書き換えです。その様な作業を行いながら問題を解決していくこと、これが私たち保育士の相談方法なのです。
話は変わりますが、昭和30年位までは井戸端会議という言葉が用いられていました。しかし、核家族化の影響で井戸端会議は無くなり、孤独問題が浮上してきました。高齢者の孤独が新聞紙上を賑せていますが、私達保育園にとっては若いお母さん方の孤独が大きな問題になっています。昔は自然とあった地域の寄り合い(井戸端会議)を、現在は意識的に作っていかなければ、難しい時代になっているのです。そうです、昔は相談者が別にいたわけではなく、地域の先輩が経験談を井戸端会議の中で話し、若いお母さんはそれによって安心して子育てが出来たのです。日常的に話し相手がいることの安心感、これは育児をしていく上で、この上の無い喜びであり安心できることではないでしょうか。
保育園が、非日常的な相談者ではなく、日常的な話し相手になること、これこそ今保育園に求められており、お母さん方の安心感に繋がっていくと思います。色々なお話をしていきましょう。

