毎月めぐみ保育園より、子どもたちの様子や園長の感じた内容をお届けします。

保育園は本当に日々新たな発見の場であることを、子ども達が示してくれたことがありました。めぐみ保育園では0・1歳児を細かく「ひよこ組」「子とり組」「りす組」に分けていますが、これはことり組の子ども達のなかで起こりました。
ある朝、Aくんはお母さんに抱かれて珍しく大泣きで登園しました。お母さんから引き継いだ保育士は暫く立って抱いていましたが、少しして床に座ったそのときです。Bくんがとことこ保育士のそばにやって行きました。Bくんは自分の持っているブロックを一個一個Aくんに渡し始めました。そのときです、Aくんの機嫌は直り、笑いも出始めBくんと遊び始めました。
日頃から二人は気があい、よく一緒に遊んでいる仲間でもあります(勿論、喧嘩もよくします。)。しかし、それにしても、僅か2歳になろうとしている子ども達が相手の気持ちを思い、行動する事が出来るのです。私は二人のこの関係に感動するとともに、友達の素晴らしさの原風景を見る思いでもありました。
そして、この出来事は、まさにめぐみ保育園の原点でもある「育ちあい」の中で起きた事だと言えます。
私たちは日頃から、子ども達の集団が子どもを成長させると考え「育ちあい」の為の集団作りを行なってきました。
その事の正しさをAくんとBくんの二人は身をもって私たちに示してくれたのです。
4月になりました。新しく6人の子ども達が入園してきました、このときに再び、私たちの原点である、「育ちあい」について考えてみた次第です。

